IAN-Gの無謀旅日記〜上海編〜

期間 2015年9月20日〜2015年9月22日
(行ってきた人、文、写真=IAN-G 同行者=かみさん)


↑こんなアーティスティックなオブジェも発見。これだけ見たらあの文化大革命を行った共産主義の国とはとても思えませんな。
Tweet
9月20日(日)
 6年ぶりのシルバーウィークの幕開けは気持ちいい日の出とともに始まった。6時半に目を覚まして身支度をして家を出る。羽田空港はそこそこの人出、特に混雑しているという感じではなく落ち着いて出発までの時間を過ごす。ANAの上海行きは満席。早めの予約が功を奏して後部にある2アブレストの席を確保したので他の人に気兼ねすることも無い。青空の下快調に飛び立った。雲が少なく日本列島が手に取るようにわかる。伊豆半島、紀伊半島、淡路島。瀬戸大橋も上空から見ることができた。機内食を食べてテレビプログラムを少し見たらすでに機体は東シナ海上空。こちらは分厚い雲が陣取り、高度を下げる際に若干揺れたが大きな遅れもなく上海に、そう大陸中国に初上陸となった。今まで香港、台湾と資本主義の中国ばっかり行っていたが、すでに大陸経験者のかみさんからことあるごとに「大陸の方も面白いよ」といわれ思い切って決めた今回の旅。一体どうなることやら。
 羽田から上海に行くとなると空港は自然と小さい方の虹橋空港となる。非常に小ぢんまりとした空港だが、かつての羽田もこんなだったし金浦空港もこれくらいの大きさだ。最後尾に座っていたから入国も出遅れたがそこそこスピードで列は進む。荷物を手に入れ今度は市内へ。宿は駅からそれほど近くはないのでタクシーで行くことに。ここでもしばし並び乗り込む。日本は連休だというのに列には相当数のスーツ姿の日本人の集団も。ご苦労様です。自分たちの順番が着て乗り込む。行き先はどうせいっても通じないだろうから筆談である。なんとかわかってくれたようだ。向こうの話していることはさっぱりわからない。果たしてこれが言語なのかも疑わしい。ともあれ渋滞をかき分け30分ほどでなんとか宿に到着。”hotel indigo shanghai on the Bund”が今回の宿。初めての大陸でケチった結果痛い目にあうのもアレなので少々グレードの高いところを予約してしまった。おかげでレセプションのスタッフは日本語で応対してくれた。通された12階の部屋はなんともオシャレ、しかもリバービューで浦東の高層ビル群が見える。とりあえず部屋をいろいろ見てから再び外へ。まずはベタだが宿から一番近い観光地ということで豫園に向かって、先に腹ごしらえと小吃広場にて昼飯。ここはセルフサービスだから特にまごつくこともなく食事にありつける。蟹と豚足煮込みとうずらの串焼きにストローで吸う湯包までつけてしまった。さらに”卑酒”という言葉だけを頼りにうまいことビールも見つけてこれで腹一杯プラスいい気分になっていざ人ごみの中へ。

↑豫園の商業地区は常に観光客でいっぱい。自撮り棒率が非常に高いです。もはや首からカメラは少数派に。


↑落ち着いた雰囲気の豫園内部。たまにうっすら高層ビルが顔を出しますが気にしない気にしない。

商業エリアから九曲橋までは確かに観光客で溢れかえっているが、本体の庭園に入ると外の喧騒が嘘のように静寂に包まれている。確かに人は多いが、広いぶん分散されているようだ。庭園全体の雰囲気もいいが、屋根や塀なども造型に工夫が凝らされていて細かいところにも目がいく。そのどれもが精巧なつくりで、これが本当に明の時代のものなのかと思ってしまうほど。本当に古の中国からは学ぶものが多い。

↑瓦の上の文官武官。この辺の芸の細かさがさすが中国。

↑こちらの塀はてっぺんが龍になっています。皇帝の象徴というイメージがありますが、一般の役人もこの意匠を使えるんですね。

 ゆっくり歩いて楽しんで豫園を後にして、地下鉄駅へ。上海にも日本のSuicaのようなICカードがあるがそれほどは多用しなさそうだし、乗り放題の3日券があるらしいのでこれを購入。ここでももちろん筆談である。
 今日乗ったのはここから一駅先の南京東路まで。上海随一の繁華街だけにただ歩くだけでも楽しいが、今回は他にも目的がある。今日の晩飯はせっかく中国に来たからには火鍋を食べたいと思っていたのだ。ずいぶん昔の話になるがシドニーに住んでいていた時、仕事先の人に何度か連れて行ってもらって急にそのことを思い出して火鍋熱が加速してしまったのだ。
 いろいろ探りを入れた結果、行こうと決めた店はチェーン店の「海底撈」。近々日本にも上陸するこの店はそのサービスの良さで人気らしくけっこう待たなければならない。ネット予約はできるらしいのだが中国国内の電話番号がないとできなかったので結局店舗が大きそうな南京東路の店を選び丸腰で乗り込むことに。受付のアンチャンが中国語しか話せないので少々混乱したがここでも筆談でなんとか「一時間待ちです」という返事を引き出せおとなしく店内で待つことにする。この待っている時間のサービスもここの特徴のようで飲み物と軽いおつまみを出してくれる。このおつまみなんとお代わり自由、火鍋食う前に腹一杯になるんじゃないかと思ってしまうが周りを見ているとみんなお代わりしている。中国人ってやっぱり大食いの人が多いのだろうか?この待ち時間の間に昼飲んだ酒も抜け、腹も減ってきたところでお待たせしましたと席に案内される。火鍋屋は注文にオーダーシートを使うところが多く心配していなかったが、ここではなその上を行きなんとiPadで行うのだ。これは楽だ。かみさんのことを考えてあやしいものと魚介系は避けて牛肉と羊肉、自分の大好きなきのこに中華湯葉こと腐竹そして野菜を頼み、鍋底は定番の鴛鴦火鍋。材料がテキパキと運ばれて鍋底がグラグラ言い出したらいよいよ火鍋と真っ向勝負。まず真っ赤なスープに牛肉をくぐらせてパクッと一口、あまりの辛さに思わずのけぞってしまう。火鍋の赤い方ってこんなに辛かったっけ、と思うほど辛い。がその旨味は半端ではなく辛いがうまいうまいが辛い。

↑鴛鴦火鍋とご対面。若いときは赤い方しか食べさせてもらえなかったんだよなぁ・・・おかげで辛いのが平気になりましたが。

唐辛子の辛さもなかなかだがそれ以上に花椒の痺れる辛さが爽やかでクセになる。何枚か肉を食っているうちに徐々に辛さにもなれ精力的に赤い方のスープから具材をとっては食べていく。途中で投入したゴマだれも辛さの緩和に一役買ったようだ。汗びっしょりになりながら平らげる。各具材一人前で頼んだのだが、これだと中々に量が多く、種類は食べられなかったが、好きなものばっかりだったしまあいいか。この間飲んだビールはたった一本、ここまで辛いと酒飲むのも忘れてしまう。それに飲んだところで辛さが和らぐこともないし、何より酔わない。大変満足して店を後にする。

↑夜の南京東路。ここ目当てで来る人に外灘から流れてくる人が合わさって人がたくさん。スリ等に御注意を。

 建物の外に出ると外はもう夜。ストリートパフォーマーが南京東路のあちこちで見られるので冷やかしながら歩行者天国の終点まで行きタクシーを捕まえて宿に帰るはずだったのだが…宿の名前を書いて見せてその方向に走ったまでは良かったが、宿に向かうために右折するところを左折して外灘の洋館群のあたりで止められる。ここで「言ったところと違うだろ!」とかちこんでやりたいが、やりあえる自信はないし、文句を言うだけ無駄ので仕方なく降りて夜景を見ることにする。眼前にはきらびやかな高層ビル群、このタクシーの運転手はどうやらベストポジションのところで降ろしてくれたようだ。そこまで気がきくならちゃんと宿まで向かってほしい。ああ、今頃ドヤ顔で上海の町を流しているのだろうなぁ。

↑これで高層ビル群の夜景全景。意外に狭いです。うちのデジカメは夜景に弱いのでこれはiPhoneで撮ってます。

東方明珠塔のそびえる陸家嘴の夜景はライトアップだけでなくプロジェクションマッピングも使用して実に華やかだが、意外に範囲が狭い事に気付かされる。後ろの洋館群とセットで上海の夜景なのだなと納得する。一応ここから宿まで川沿いの遊歩道を一直線だから疲れたかみさんをいたわりつつ宿まで歩いて帰る。ほうほうの体で部屋についてテレビつけたらF1がやっていたが、英語の実況で言葉の通じる事のありがたみを痛感した。ここから上階のバーで飲み直し。30階のオープンエアーのバーで夜風に吹かれて飲むビールは格別。シャワーを浴び日記を書いてそろそろおしまいかな。今日は寝落ちはしなさそうだ。
9月21日(月)
 快適に夜を過ごせて7時半に目を覚ますが、寝ぼけまなこのままトイレに入り悲鳴をあげる。そう、火鍋は翌日が怖いのだ。ヒイヒイ言ってからシャワーを浴び気分はサッパリ。今日は精力的に上海を歩くつもりだ。地下鉄を多用するためまずは豫園の駅までひと歩き。昨日は上海老街から向かったが、道を変えて豫園の裏側、福祐路を歩いていく。観光客はあまりこないのか生活感が強く出ていて通り沿いの公園では太極拳をするお年寄りの姿も。

豫園の駅から乗り換え一回で人民広場へ。月曜日の通勤時間だからまあとにかく人がすごい。普段通勤ラッシュとは無縁な生活をしているから出口のエスカレーターに殺到する人達を見てひるんでいると、カミさんが「新宿の方がもっとすごい」だそうで。ここから歩いてすぐのところにある「南翔饅頭店」に並び称される小籠包の名店「佳家湯包」が今回のお目当て。入り口にレジがあり先に注文、先に支払いで席につくシステムでメニューを見てその場で書き写して注文はクリア。席は相席が基本だがすぐに空いた。注文を受けてから包むシステムらしく少々待ったが蒸し立ての小籠包は中からスープがジュワッと勢いよく飛び出してくる。海外で小籠包を食べるのはこれが初めてだったがいきなり大当たりを引いて嬉しい。一緒に頼んだ血豆腐スープもうまい。だから小籠包2人前頼んだはずなのに一人前しか通していなかったのは大目に見よう。

満足して人民広場の駅から地下鉄に乗って次に目指すは田子坊。 あの香港の九龍城砦をオシャレにしたら多分こんなんだろうなという感じのいい具合な建物のひしめき方をしている。中には観光客向けのお土産屋もあるがほとんどはここでしか買えないものばかり。町歩きの楽しみに物欲も刺激されてなかなかに心地がいい。


ひとくされ見て回ったところでベンチで休憩。かみさんがどこかからフローズンヨーグルトを買ってきてくれて爽やかさもまた心地いい。併設している泰康市場にも顔を出してみる。田子坊の大きさを考えれば当たり前だが思ったよりも狭かったのと食の王国中国の割には未知の食材が少なくてやや拍子抜け。どうやら上海の人はこういう在来市場で食材を買う事は少ないのかもしれない。 田子坊を後にして地下鉄で二駅先の徐家匯へ。ここからフランス租界エリアの衝山路を歩くのだが、その前に駅周辺の商業ビルの地下でスーパーを見つけたのでここでおみやげさがし。上海のスーパー、特に商業施設の地下にある店は舶来物の方が品揃えがよくて中華食材はやや脇役な感じ。調味料はお決まりの李錦記だし。その中で今回欲しかったのは腐竹。昨日しこたま食べたがやっぱりうまいし、冬に向けて鍋の具としてもいい。乾物の棚で見つけてまずは目標達成。他には昨日食べた海底撈の鍋底の素を見つけて即買い。かみさんは中秋節目前という事で月餅をじっくりと品定めしていた。ほしい物も手に入れていざ衝山路へ。

↑並木道沿いにもバーがたくさんありましたがほとんどがまだ開店前。よく考えれば月曜日の昼から酒飲める人もそんなにいないか。

並木道はまるで緑のトンネルで点在するイカした建物との調和がなんともいえず絶妙で一瞬ここが上海である事を忘れさせてくれるが、けたたましい車のクラクションや信号無視するバイクで一瞬にして現実に引き戻されてしまう。それでも昼下がりの道をてくてくと歩き上海図書館駅についたときにはもう夕方だろうと思っていたらとんでもない、まだ2時半。本来ならここで一気に南京東路に戻るはずだったが予定を変更して新天地で途中下車。オシャレカフェも多いということでここで一旦休憩することに。こういうとこなら言葉で苦労する事はないだろうし、なによりここまで歩きっぱなしだし予定より朝飯の量も少なくて腹も減ってきたので、「もうこの疲れを癒すにはよく冷えたビールしかない!」のモードが発動している。適当な店に座りビールを一気に流し込む。ああ、生き返る。さすがに空腹にビールはまずいのでケバブ串をつまみに大小一杯ずつ飲み干す。向かいではかみさんが凍頂烏龍茶を飲んでる。地元の人だけでなく欧米人も相当数いたが、何かのツアーなのか中国人のお坊さんがオープンエアーのカフェにいっぱいいて実にカオスな雰囲気を楽しませてもらった。

↑噴水やオープンエアのカフェに溶け込む僧侶。

 と新天地でゆっくりしたら夕方になったので南京東路へ戻る。ここから歩いて10分ほどの上海料理屋「上海姥姥」が今日の晩飯の目的地だ。香港なら広東、潮州料理が食べたいし台湾なら台湾料理や福建料理が食いたいように上海ならばやっぱり上海料理を試してみなくてはなるまい。綺麗な店内は夕方早い時間だというのに盛況で二階席へ案内される。ここのメニューは写真付きだし、なにより英語の解説付きだから何の心配もない。頼んだのは酒のつまみに最適のクラゲ酢、上海料理でこれは外せない紅焼肉、かみさんリクエストの鶏肉とセロリの唐辛子炒め、それに上海焼きそばとシンプルな玉子チャーハン。ボリュームもそこそこでいろいろ楽しめる。上海料理はそのビビッドな見た目でものすごい濃い味付けに見えるがその実食べると意外にあっさりとしている。しかし味が薄いわけではなく主張するところはしっかり主張する一本芯の通った料理である。中でも鶏の唐辛子炒めはとんでもない量の鷹の爪が入っているにもかかわらず辛さは控えめ。カミさんと二人でこれは食うべきなのか本気で考えてしまった。

↑見よ、この唐辛子の量。でも食べてもあんまり辛くなかったんですよね。ただ全部食べたらまた翌日キツイに決まっています

どれも美味できれいに平らげてしまった。そして今日も晩飯の後外に出ると外はもう真っ暗。地下鉄で豫園に戻り最後にもう一か所。上海老街から伸びる四牌楼路が屋台の出る美食街だというので帰る道すがらだし寄ったのだが、当局の指導でも入ったのか何も出ていない。実に閑散としていて手持ち無沙汰のオッサンオバハンがいるだけ。

夜でもギラギラな豫園の商業エリア。露店が出ていたら薄暗い四牌楼路もこれくらいにぎやかなのでしょうか?

 思いっきり肩透かしをくらい宿まで戻るが、手ぶらはアレなので途中のコンビニで酒を物色。場所柄紹興酒と言いたいところだが、ここは中国なのだから思い切って白酒を買う。宿に着いたのは8時半。随分早く着いてしまった。というわけで今日も最上階のバーで飲み直し。今日は壁際すぐで夜風に吹かれる。コロナ二本飲んで部屋に戻って日記書いていたらもう12時。今日はもうおしまい。
9月22日(火)
  昨日と同じ7時半に起きて8時に行動開始。今日は昼前には空港に向かうので宿の近くでウロウロする事にした。というわけで朝飯は昨日に引き続き小籠包だ!と豫園の南翔饅頭店を目指す。当初の予定は混むからパスしようかと思っていたが朝早くからやっているというし、昨日の小籠包がうまかったことに味をしめてやっぱり行こうということになったのだ。豫園はさすがに朝早いだけに人気は少ないが店に入るとほぼ満席。かみさんに席を取ってもらう間にメニューを確認したら、なんと蟹入り小籠包しかないではないか!これではカミさんが食えないので仕方なく諦める。世の中全員蟹食えると思うなよ。豫園周辺の飯屋にはここ以外でも小籠包を出してくれるところは何軒かあるが、リーダーがこうなのだから他のフォロワーもみな蟹入りなのだ。ちなみにそれ以外のメニューを見ると今度はそのほとんどに虫偏に下、繁体字にすると蝦、つまりえびの文字が、ダメじゃん。しばし思案にくれた結果、九曲橋脇にある飯屋「緑波廊」が朝飲茶をしていて小籠包以外のメニューも、特に素菜が結構あったのでここで決定。自分はかみさんには悪いが一人だけで小籠包、そのかみさんは大根餅に椎茸と野菜の包子を頼む。お茶はジャスミン茶。九曲橋を眺めながら優雅な時間を過ごした。ふと湯飲みを見ると茶柱が立っている。この旅も残り少ないが何かいいことあるかも。この店、ガイドブックにも載っていたが各国要人も来ているらしく、クリントン元アメリカ大統領夫妻やキューバのカストロ議長の写真も飾られていた。
 朝飯の後は豫園の反対側を復興東路まで歩く。道に横断歩道はなく、所々に歩道橋がある非常に広い道路でこの周辺は豫園と目と鼻の先にもかかわらず普段着の上海の下町の姿を垣間見る事ができる。通り沿いには家具屋に額装屋に職業紹介所など生活に根ざした商店が並び、脇道に入れば野菜の露店に看板は掲げているものの本当にやっているのかあやしい飯屋が点在し、上を見上げれば洗濯物が空を隠している。 個人的に大好きな風景がこの周辺には広がっているようだ。


↑個人的に大陸の中国といったらこんな感じの風景は欠かせません。躍進著しい上海でも例外ではないようです。

 さらに宿に帰る道すがらには乾物市場にも遭遇。ガイドブックにはこの周辺には何も書かれていないがこういうところにこそ面白いものがあるのだ。こればっかりは実際に歩いてみないとわからない。歩き続けているうちに雨が降ってきたので近くのスタバで一休み。中国のスタバはコーヒーフラペチーノの注文が世界一難しいところだということを知る。せめて自分のところの商品の英語名くらい聞き取って欲しいもんだ。なんとか手に入れて一休みしてから宿に戻り荷物をまとめてチェックアウト。
 宿から空港まではタクシーで。ホテルのドアボーイに頼んでタクシーを呼んでもらい、行き先も告げてもらい後は空港までは座っているだけ。下り線は若干詰まることはあるもののそれなりに順調に進み無事虹橋空港に到着。チェックインは済んでいるので荷物を預け、搭乗券だけ受け取って出国。虹橋空港の出発エリアはそこそこの免税店もあり、カミさんが最後のお土産探しをしている間一人ベンチでビールを空ける。帰りの羽田行きも満員。機内食を食べたらもう機体は日本列島上空。明るいうちに着くかな。

Tweet
IGMトップに戻る IGMtravelに戻る Copyright(c)Ian Gutheart all rights reserved