IGM-travel版旅の持ち物検査

ここでは私IAN-Gが旅する際に持っていくものをピックアップして紹介していきます。個人旅行で海外に行こうと思っている皆様の参考になればさいわいです。


荷物の基本姿勢

 晴れの海外旅行となるとあれもこれも持って行きたい、となってしまうのが人情というもの。しかし、ほとんどの行程で荷物を運んでくれるパック旅行ならまだしも、常に自分で持ち運ぶ個人旅行の場合はとにかく軽装に限ります。極力必要最低限のものだけを詰めて、それでもまだカバンに若干の余裕があるくらいにはしたいところ。旅が長くなればその分途中で荷物も増えるしお土産だって入れないとならないですから。旅慣れてくるといるもの、いらないものが分かってくるのでそこらへんは自分なりにアレンジしていってみましょう。

カバン
移動中にも両手が空くようにバックパックを利用しています。多少重たくなっても肩に担いでしまえばそれほどの負担は感じないので町から町、宿から宿を点々とするときも苦になりません。むしろスーツケースを持ちながらの移動のほうが余計に疲れるだけなので問題外です。実際スーツケース片手にオーストラリア大陸周遊をしてコレは体験済みです。
 それでも空港やホテルなどでは少し楽したいので実は車輪がついて引いていけるタイプです。状況によって背負うか転がすか使い分けています。小さいデイバッグが分離できて飛行機の中で使いたいものだけをそちらに入れて、大きいほうは預けてしまいます。全部持ち込みでも大丈夫な大きさですが。これに加えて街歩き用に肩掛けカバンが基本セットです。コレは基本的に肌身離さず持ち歩き、ここにパスポート、航空券などの控え、行く先々で手に入れたパンフレットやパブで手に入れたコースターなどを入れています。ヨーロッパやオーストラリアならこのカバンだけを持って街に出ますが、アジアに行くとあからさまに観光客に見えてしまい客引きがうるさくなるのでもう一工夫しましょう。

着替え
 長期滞在なら下着とTシャツ(もしくはポロシャツ)が5〜6枚。靴下は普段サンダル履きならばもう少し少なくてもいいくらいです。ズボンは履いていったものだけで充分なくらいですが、予備に一本くらいは用意したいところ。場所によっては短パンも欲しいですね。
 長期の旅でも途中で洗濯するのだからこれくらいで事足りてしまうのです。そのほかに襟付きシャツが1〜2枚。これはドレスコードがあるパブに入るためには欠かせません。夏場に旅行するのならばこれだけあれば十分なのですが、寒い地域に行くとなると勝手が違ってきて、コレに肌着や長袖シャツが入るので全体量としてはだいぶ増えることになります。省スペースのためにマフラーや手袋、ジャケットやセーターなどは極力身につけて持っていくことにしましょう。
 「寝巻きは?」という素朴な疑問ですが、シングルルームならまず間違いなくパンツ一丁で寝ます。ドミトリーならTシャツ一枚くらいは着ますが、ドミトリーにはいくつかのトラウマがあるので使いませんけどね。

サンダル
 とにかくビーチサンダルがお勧め。自分がつい最近まで冬でもサンダル履きだったという事情は抜きにしても、南国ならばこれで街歩きからビーチの散歩まで事足りてしまうのです。汚れても水で洗い流すだけできれいになるうえにすぐ乾く。唯一の欠点はドレスコードに引っかかってしまうことくらいでしょうか。夜の街に繰り出すときくらいは靴を履いていきしょう。ほかにもアジアの安宿などではシャワー室の床が水アカだらけのところが多く、サンダルなら履いたままでシャワーを浴びられるので便利です。最近はただビーチサンダルでも能がないので雪駄を愛用しています。厚みがないのでカバンにも入れやすいです。

タオル
大き目のバスタオルが1枚、普通の大きさのが2枚、汗拭き用のハンドタオルが2枚。短期なら。夏場でもこれくらいあれば大丈夫です。寝る前に石鹸で軽く洗って干しておけば翌朝にはもう乾いているのですぐに使うことができますから。ほかにもバックパッカーズなどに泊まる際にはバスタオルがシーツや掛け布団に、普通のタオルが枕カバーに使えます。洗濯するときには洗った衣類をぐるぐる巻きにして脱水もできるし、お土産でワインなどワレモノを買ったときはタオルでくるんでからバックパックに入れると緩衝材になってくれるので安心です。なんせ今は液体の機内持ち込みが不可能ですからねぇ。

洗面用具
 最近はホテルや飛行機の中でもらえるアメニティキットに頼りっぱなしでほとんど持っていきません。歯ブラシはカンタス航空のアメニティキットに入っていたのをいまだに使っています。そのほか足りないものは基本的に現地のドラッグストアなどで買ってしまいます。長旅になれば普通サイズを買っていつまでも使えますしね。ちなみにヒゲは旅行中伸ばしっぱなしなので、帰国後は人相ガラッと変わります。(←イミグレーションや税関で足止めを喰らう最大の理由ですが)

財布
 世界中どこに行っても観光客を狙ったスリというのは後を絶たないもので、安全の上に安全を求めるべくチェーンつきでマジックテープ式の財布を海外用に用意しています。これならばスリ以上に危険な「酔っ払って落とす」ことがないので二重に安心です。財布がいいものだと狙われやすいとも言われますし、これくらいのランクで充分だと思いますよ。ここにオイスターカードなどのIC乗車券を入れて自動改札をさっそうと通れば気分はすっかり地元民、人の集まるところでまごつかないのも立派なスリ対策のひとつです。
 アジアに行くときは基本的に「ポケットが財布」と考えて、小銭はポケットに直接入れて、貴重品は首掛け式のポーチに入れるなどして肌身離さず持ちましょう。

カメラ
 2008年のシドニー旅行からデジカメを新調しました。携帯電話のカメラも予備用として使っていますが、やっぱり本物の1200万画素にはかないませんね。それに旅行先で人を写すときも携帯電話だと怪しまれることが多いのですがちゃんとしたカメラならばそれもありません。保存の手間もないし、メモリ容量も桁違いに多いので気づいたら一日に何百枚も・・・なんてことにはなりますが、今ではすっかり片手にカメラを持ちっぱなしの道中です。動画は撮らないのでSDカードは2GB、大体3日で容量いっぱい撮りきります。電池は乾電池が使えるので現地調達していましたが、海外では乾電池代が意外と馬鹿にならないので最近は「eneloop」を持っていっています。


 飛行機の中やトランジットの間、寝る前など普段よりも本を読む時間が一杯取れるので気合を入れて5〜6冊ほどもって行きます。活字中毒の人にはこの「持っていく本を選ぶ作業」というのも実は楽しみの一つで未読の本、旅行先を題材にした本、こういったときにしか読まないベストセラーなど出発直前まで迷うこともしばしば。最悪成田空港内の書店で買うこともあります。自分の読むスピードと全行程の時間などからどれくらい持って行ったらいいかというのは何度か旅行に行けば分かってきますよ。もちろんこれとは別にガイドブックも忘れずに。私は「地球の歩き方」を愛用しています。

音楽
昔はマイカセットを作ってウォークマンに入れて持っていったものですが、いまやiPodに家の音楽全部入れて持っていけるようになったのだから世の中便利になったもんです。とにかくその小ささゆえに荷物にならないのがいいところで、いつも旅行のときはズボンのベルト通しにぶら下げて持って行きます、充電はコンセントからダイレクトに充電できるコードを持っていくか、もしくはネットカフェのパソコンにUSBで接続してこっそり充電しましょう。

ノートパソコン
昔に比べて小さく、軽くなり、ネットへの接続も容易になったことですっかり手放せなくなってしまいました。使い道としては

  1. 飛行機の中などでもDVDが見られる(私の持っているのは外付けドライブですが・・・)
  2. 写真を撮りまくってメモリーが足りなくなってもPCに取り込んで保存ができる。
  3. 日記を書いてHTMLで装飾するだけですぐに旅行記ができる。
  4. 無線LANを使えば世界のあらゆるところから日本語でメールを送れたりブログに書き込みができる。
  5. 長期滞在になればその場その場で宿や移動の手配も出来る。

思いつくだけでもこれだけあります。アジアに行くときは盗難には気をつけましょう。

変換プラグ
 日本のコンセントの規格は意外に少数派で、行く先々の国にあった変換プラグを用意しなければいけません。組み合わせることでどの規格にもすることが出来る万能型もありますが、空港で売っているそれぞれの規格のプラグの方が圧倒的に安く、同じ国に何度か行けば簡単に元は取れます。私の場合はUKをはじめとする大英帝国で使用されているBF型、大陸ヨーロッパで大活躍のC型、そしてオーストラリアで使われているO型が常に荷物に入っています。
 電圧に関しては今ほとんどのデジタル機器が各国の電圧に対応できるようになっているので変圧器をわざわざ持っていくことはすっかり過去の話となりました。


 異本的に風邪なんてほとんどひかないし、どこの国に行ってもその国のものを食べてしまう上に大抵は
「アルコール消毒じゃ〜!!」
などといいながら酒もがぶ飲みしてしまうので食あたりもないし薬なんていらない、のですが成田空港の薬局で正露丸が飛ぶように売れているのもまた事実。しかし、確かに効き目はあるもののあの匂いはやはり・・・・という人のためにお勧めなのが、仁丹
 オッサンがよく口に入れているわけの分からないものと侮るなかれ。正露丸と同じく食あたり、水あたりに効くのはもちろん、ウコンが入っているので二日酔いにも効果があり、さらにハッカも含まれていて暑気払いにも役立ち、その上携帯に便利で匂いも(正露丸に比べれば、の話ですが)気になりません。最悪風邪の場合でも漢方薬のおかげで体の内部から温めてくれます。実際パリで風邪をひいた時もコレを噛んでなんとかしのぎました。
 「完全なる懐中薬」の宣伝文句に恥じない働きをしてくれます。

両替・保険
 自分の場合は出発のとき空港で両方とも済ませてしまいます。事前に済ませる人も多いようですが、空港で5分もあればできてしまうのでレートが少しくらい悪くても、保険料が少しくらい高くても気にしません。ちなみに帰国のときは全額日本円に戻すのではなく現地紙幣を何枚かとっておきます。もし同じ国にもう一回行くときにはそのまま使えるし、知り合いが外国に行くときの餞別としても喜ばれます。

キャッシュカード
シティバンクやSMBCには国際キャッシュカードというものがあってこれさえあれば世界中のATMで現地通貨を引き出すことができるので無用な現金を持たずにすみます。ただレートが少し悪いのと手数料が高いのが玉にキズ。ベトナムで使ったときは晩飯で豪遊できるほどの金額をおろしたはずなのに手数料のほうが高かった、なんてことも。引き出すたびに残高も分かるので使いすぎも防止できます。

三井住友銀行の国際キャッシュカードサービスのページ


 と、まあ、こんな感じのものをカバンにつめて世界中を旅するわけですが、おそらく普通にスーツケースで海外旅行に行く人たちからすれば恐ろしいほど荷物が少ない上に余計なものばっかり持っていっているように見えるはずです。あまりの少なさに税関で足止めされることもしばしばなので、安全、安心な旅行を求める方は決して真似しないようにお願いします。


ツイートボタンブログパーツ
 IGMトップに戻る IGMtravelに戻る Copyright(c)Ian Gutheart all rights reserved