IAN-Gの無謀旅日記~台北編、その2~
期間 2018年8月13日~2018年8月15日
(行ってきた人、文、写真=IAN-G 同行者=いません)
↑オシャレ化著しい台北ですが、こういう風景を見るとホッとします。
8月13日(月)
週末のお祭りが終わり、36時間起きっぱなしからようやく解放されて前日の夜は9時に寝て7時前には起床。体のあちこちがバキバキ言っているが頭はスッキリした。荷物の最終確認をして出発。いつも通りに羽田に着き、今日は朝飯もしっかり食べて出国。ANAのB787に乗り込み座って気付いたらもう空の上。日本上空は綺麗な青空だったが台北に近づくにつれて雲が多くなり着陸まではずっと雲の中。それでも大きな揺れは無く台北市の中心近くにある松山空港に着陸した。
過去二回の台北訪問はいずれも桃園空港だったのでこちらは初めて。空港の規模としてはソウルの金浦空港よりも小さく、今まで降り立った空港の中ではウラジオストク空港並み。四方を完全に市街地に囲まれている様はサンパウロのコンゴニヤス空港を連想させる。国際線は便数も少ないからイミグレーションもラゲッジクレイムもあっという間に通過。地下鉄に乗って宿まで向かう。前回買った悠々カードは六年の歳月が経ってもまだ使え、残額も当面は大丈夫な額が残っていたのでそのまま乗車。南京復興駅で松山新店線に乗り換えて今回の宿のある西門駅まで。
↑台北いちの繁華街、西門町。松山新店線も通ってますます便利に。一人旅の拠点にはうってつけの場所です。
改札を出て外に出ると外は雨。大粒ではあるが勢いは弱く周辺は青空も見えるので少々強引に宿まで突っ切ることにする。台北の渋谷とも原宿とも言われる西門町の路地裏にある宿で、少々ポップな感じのデザイナーズホテルだ。チェックインができて部屋も用意ができたということで荷物を置き一息ついてから再び外へ。少し遅い昼飯を目指して街に繰り出す。
目指すは北門近くの牛肉麺屋「建宏牛肉麺」で例のタイヤ会社のグルメガイドにも載ったらしい。店内は小綺麗だがその雰囲気はいたって庶民的。機内食も食べてしまいそこまで腹は減っていないのだがうまいものを食べなければ損だ。少々押せ押せで進める。牛肉麺は実に美味くスープまで飲み干して店を出る。
↑そんな西門町も少し外れると庶民的な街並みに。オシャレでないタイプのテラス席が並びます。
その後も少し周辺を歩き回ってから一旦宿に戻り休憩。眠くはないのだが体の方が追いついてこない。36時間のほとんどを立ちっぱなし歩きっぱなし、さらに神輿まで担いだから膝にも結構きている。足がすぐに棒になってしまう。シャワーを浴びてスッキリしてから足を休ませる。ああ、こんなことなら「休足時間」くらいは持って来ればよかった。
夕方からは台湾に来たからには欠かせない夜市巡りに。まずは地下鉄で松山まで行き僥可街夜市へ。ここは入り口すぐにある胡椒餅がお目当て。夕方だから行列も少なめで待っている間に動画を撮ったりして程なくしてゲット。リアクション芸人が泣いて喜びそうな芯まで熱々の胡椒餅をかじりながら食べ物屋台を流し見する。ここの目的はほぼ胡椒餅だけだったのでここで腹いっぱいにすることはないが、途中でクラフトビールの屋台に出会ってしまい誘惑に負けて一杯飲む。シンガポールのホーカーでクラフトビールが飲めるのですらびっくりだったのにまさか台湾の夜市でも飲めるようになるとはいい時代になったもんだ。
↑(食尭)河街夜市で飲めたのは”I3 Beer”。近くのコンビニで台湾ビール一択だったのがいつの間にかこんな選択肢も!!
ここからは夜市のはしご。次は地下鉄を南京復興駅近くの遼寧街夜市へ。ここは香港の大牌當のようななんでもありの店が多く客引きも少々鬱陶しかったが、ここでの目的は「又一村」の水餃子。勇躍向かうと結構な数の人が並んでいたが、これらの人たちはみんな持ち帰りの人達。店の中に入るとすぐに席に通されてすぐに餃子とご対面。ニラがたっぷりで何もつけなくても美味しい。ひとまず満足して次へ向かう。
↑ネオンサインが夜遊び感を盛り上げてくれる遼寧街夜市。ここは一人よりも大人数で行きたいですな。
3軒目は寧夏夜市。最後の最後に駅から遠いのがまわってきてしまった。夜市についた頃にはもう足はボロボロ。食べ物屋台を見て回るがほとんど餃河街でもあったものでここでわざわざ、というほどのものには出逢えなかった。
↑一本の道にギュッと詰まった寧夏夜市は歩いているだけでも楽しい。日本語表記も多いです。ガイドブック片手の日本人も多いです。
結局雰囲気だけ楽しんで中山の駅までトボトボと足を運んでいると事前に当たりをつけておいたクラフトビールバーに遭遇。西門に戻るまで気力と体力と足が持つとは思えないのでここで小休止。世界各国のビールに混じって台湾のクラフトビールもあり注文。その場で飲んだだけでなくお土産用にさらに二本購入してほうほうの体で西門町に帰り着くも宿にはすぐに帰らず、またしてもバーで一杯。ローカルのブリュワリー「臺虎精醸」の直営のバーでここでもクラフトビールにありついて、これ以上ないいい気分で宿に戻る。帰り途中にオイスターオムレツを買って宿の部屋でさらに一杯。そして泥のように眠りこけてしまった。
↑寧夏夜市の帰りにぜひ寄りたいクラフトビールバー、「Beer Ammo」。その向かいには怪しく光る檳榔売りが。
8月14日(火)
目覚ましを7時前にセットしておいたので首尾よく起きることができた。寝不足の感じはほとんどない。窓があってなきがごとくの部屋なので外の様子はうかがい知れない。いざ外に出ると外は雨。しかもかなりの強さで屋根伝いでも濡れてしまうほど。仕方なしにコンビニで傘を買う。そういえば前回台北に来た時も傘買ったなぁ。今回は使わなくなっても邪魔にならないように折りたたみ傘を購入。これを手にしてまずは双連へ。
↑台北の朝は雨で始まる。というくらい雨に降られてます。今度台北行くときは折り畳み傘持って行こっと
。
こんな雨だというのにここの朝市は人が多い。どんな小さな露店でも自前のパラソルを用意して最低限自分と売り物が濡れないようにしている。客はずぶ濡れだが。ここで朝飯ということなのだがまずは豆漿屋「世紀豆漿」で小籠包をいただく。ここの小籠包は汁はほとんどなく皮はもっちりで、一般に考える小籠包とは少し違うが味は申し分なくパクパクとテンポ良く食べられる。そこからさらに朝市を歩いて回って今度は駅近くにある「三五水餃」へ。ここも餃子屋なのに開店が8時からと早くまだ客が少ないうちに来ることができた。餃子も水餃子のみと実にキッパリはっきりしていて注文で迷うことがない。水餃子ゆえのツルツル感と肉汁の多さで先ほどの小籠包と同じように食べ進むことができる。
↑インスタ映えはしませんが、食べればうまい小籠包に水餃子。こんなにたくさん粉もん食べた旅は初めてですな。
双連での目的を終え、地下鉄に乗って東門駅まで。永康街に行こうと思ったわけだがまだ朝も早いから店もあまり開いていないだろうと駅の案内板にあった東門市場の方向へ足を進める。道路に面しているところこそこぎれいな店が並んでいるが、その所々にある通路の奥をのぞいてみるとそこはアジアの各国で見慣れた市場の風景。生肉が吊るされ、魚は小売の上に綺麗に並べられ野菜に果物、乾物、調味料などなどものに囲まれる空間だ。しかもここは結構古い市場なのか店の看板も年季が入っているし、道具類も使い込まれている。ここではいまだに分銅で計るタイプのはかりがまだ現役なのだ。市場は大通りを挟んで反対側にも続いていて人も車も実に賑やかなもんである。
↑古き良き時代がそのまま残っている東門市場。香港の街市とも違う独特の空気が流れています。
市場でパワーを補給して永康街へ。ここが本店という鼎泰豊はすでに大行列だったが軽く一回りしてみたところまだ開いていない店が多くここへは午後に改めて来ることにして、それまでの間何をしようかと考えたところ、近いし、何かあるだろうということで台北101を目指す。低層階は商業施設になっていて別段ここで買うものはないが、案内を見ると地下に食品売り場があるのでのぞいて見ることにする。香港でもそうだったが大きな商業施設の食品売り場は輸入物が多く、特に日本のものが多くなるのだが、台湾は香港と違って農業ができるところなので地元産のものも品揃えが多い。そしてこれも香港でわかったのだが、こういうところは地元のクラフトビールも置いてあるということ。しかも種類も結構あってとりあえずここでも二本購入。他にもお菓子からカラスミまでここでほとんどのお土産を買い揃えることに成功。荷物もそれほど大きくなく台北101を後にして昼飯へ。
↑もうめんどくさいので今回台北101はこのアングルのみです。
今日は南京松江近くの「富覇王猪脚」。豚足煮込みの店で、豚足に限らず豚耳や皮などコラーゲンぷるぷる系が好きなので今回は既にあたりをつけておいたのだ。ここも店の外は列ができているがやっぱり並んでいるのは持ち帰りの客。店で食べる人達は席の回転が早く殆ど待たずに座れる。そして、頼むとすぐに出てくる。この早さが専門店のいいところ。白飯と一緒にいただく。思えば海外で何かをおかずに白飯をかきこむなんてもしかしたら初めてかもしれない。 骨は多いがよく味が染みていてご飯が進む。食べ終えて外に出て改めて周辺を少し歩くとどうやら表通りのオフィス街の人たちがランチをしにくるような感じのところらしい。今日は平日。皆ここでちゃっちゃと飯を食べて午後に備えるのだろう。
↑「富覇王猪脚」は人気店なので腿肉など人気の部位は開店直後に売り切れてしまうそうですが、蹄でも十分うまいです。食いづらいですがね。
午後になって再び永康街へ戻る。平日だからだろうか日本語率が高い。スイーツの店の前は人だかりになり、オシャレ雑貨屋には人が代わる代わる入っていく。
↑名古屋の名物がまさかの台湾進出。台湾まぜそばといいこの二都市の友好関係は想像以上に深そうです。
↑オシャレ感漂う永康街ですがこんな自然体な感じの場所もあります。場所柄「わざと」感は否めませんが。
しかしここに来た目的は他でもないビール。とにかく足を始め体全身に疲労が蓄積されていて、常に「この疲れを癒すにはよく冷えたビールしかない」状態なのだ。ここ永康街には台北の有名クラフトブリュワリーである「掌門精醸啤酒」のバーがあって、多くのバーが夕方オープンの中、ここは午後の1時から開店ということでうまい昼酒を狙って来たというわけ。店内カウンターの奥には何本ものタップ。メニューを見るとなんと18種類もある。まずは気軽に飲めるセッションIPAから。程よい苦さが町歩きをした身体にしみる。 2杯目は変化球でレモンフレーバーのビール。香りはやっぱりビールだが、飲むと眠さが吹き飛ぶ強烈なレモンの酸味が口の中に広がる。疲労回復にもなりそうだ。とここで終わらせようと思ったがハッピーアワーで3杯目はただという言葉にやられアイリッシュスタウトを選択。大抵のクラフトブリュワリーの黒ビール系はアルコール度数が高く、敬遠しているのだがこのスタウトは4%台と安心して飲める。ギネスやマーフィーズ以外のスタウトなんて久しぶりだ。クイッと飲み干して永康街を後にして、宿に帰ってひと眠りして足の回復を図る。
↑「掌門精醸啤酒」。圧倒的なビールの種類でビール好きにはたまりません。アルコール度数高めのものが多いので昼酒の際はご注意を。
夕方は5時から夜市巡りに。今日最初に行くのは南機場夜市。近くに地下鉄が通っていないのでここへはバスで向かう。幸い西門町からバスで一本で行けるが、まあとにかくいろんな系統のバスがひっきりなしにやってくる。今でこそネットで行き先を簡単に検索できるが、そうでなければ諦めてしまうほどの数である。西門町から停留所を5つほど行くと南機場へ。周辺は団地が立ち並び、4ブロックに渡る道に露店が並び、周辺にも飲食店が軒を連ねるシンプルに食べ物に特化した夜市である。しかも他ではあまり見ない寿司の屋台やシャワルマの店まであって地元の人たちの台所のような感じのところなのかもしれない。専門店だけでなく総合屋台もあり大きめのテーブルで酒盛りもできる。
↑西門町からなら比較的行きやすい南機場夜市。いきなりだとハードルが高いですが、士林や寧夏を制覇したら、そのあとにぜひ。
ここでは手始めに臭豆腐をいただく。注文するとその場で揚げてくれるので熱い臭い熱い臭いを楽しめる。心なしか士林の屋台よりボリュームも大きい気がする。この辺が観光地でない夜市の面目躍如といったところか。さらに軽くつまみにと串焼き屋台で牛肉とつぶ貝と砂肝を購入。ディスプレイされている食材を自分で選びかごに入れ、店の人に渡して調理してもらうというシステムは滷水屋でも同じだが、実は今回初めてチャレンジしてみたのだ。こういうのを慣れた手つきでできると地元民になれたようで嬉しい。夜市には立ち食いがよく似合う。
↑南機場夜市では日本語はほぼありせん。注文は筆談と即席の適当中国語。あとは気合と笑顔で行きましょう
あたりが暗くなって来た頃少し雨も降って来たので南機場を後にして西門町まで戻りそこから地下鉄で龍山寺へ。華西街と広州街の夜市へ向かう。広州街の夜市が前回いい感じだったのでもう一度行ってみたのだがこちらは屋台の種類が減ったような気がする。海鮮という気分ではないし、あと多いのは豚足屋台だがそれはもう昼に食べたしとブラブラしていると排骨麺屋を見つけて、とりあえずここで腹に溜まるものを食べる。バラ肉を煮込んでから揚げているらしく軟骨まで柔らかい。適当に入った割にはいい店に出逢えた。腹は膨れたがもう一つチャレンジしておくことが。華西街に来たので、蛇を食べておこう。と蛇屋に乗り込み蛇スープを注文。台湾の蛇スープはまさに「湯」。どちらかといえば蛇でとった出汁がメインのようだ。だからスープに入っている蛇肉も少しだけ。これに蛇の血、胆汁、毒(安心してください。白酒で薄めてますよ)がついてしめて300ドル。いかにも効きそうな味で旨いのだが、結論から言えば「蛇を食うなら香港」ということで。
↑もともとは歓楽街の華西街周辺。勢力増強の薬喰いとしての蛇ならば澄んだスープの方が確かに効きそう
龍山寺を後にし、西門町へ帰って来た。今日も締めのビールを飲みにバーへ。中心部よりは少し外れたところにある、ボトルでいろいろな種類が楽しめるバーだが、客のほとんどは日本人で、テレビに写っているのはなんと阪神ヤクルト戦。居心地的にはともかくビールはうまいのでしみじみと飲む。そして帰る前に宿で食べる夜食を買って行く。今日は露店で買ったアヒルの砂肝と豚皮の滷水と、西門町で常に行列の絶えない「阿宗麺線」の大腸麺線。さすがに9時を超えると行列もひと段落ですぐに買うことができた。宿に帰りシャワーを浴びてようやく今日の活動も終了。
↑夜の西門町には小吃屋台がたくさん。夜市で食べ損ねても大抵のものはあります。雰囲気的には明洞に近いかも。
麺線は鰹出汁がきいていて薬味のコリアンダーとの相性がなかなかに良い。豚皮もプルプルだし、アヒルの砂肝は鶏のソレの三倍くらいの大きさで歯ごたえがたまらない。食べ終わったらそのままベッドに横になって寝落ち。これもひとり旅の醍醐味だ。
8月15日(水)
目覚ましをかけていなかったので目が覚めて時計を見たらもう7時半。取るものとりあえず朝飯を食べに出る。今朝も豆漿屋がお目当。中正紀念堂駅で降りて、中正紀念堂を一瞥し向かうは「鼎元豆漿」。何の変哲もない裏通りにある店だがここだけは人でいっぱい。有名店だけあって地元の人より日本人の方が多い。聞こえてくるのはほぼ日本語だ。大方地元の人は持ち帰りで店で食べる人は少ないのだろう。今日も小籠包は当然として、さらに鹹豆漿も卵入りで注文。小籠包はメニューに「小籠湯包」と書いているだけあって中には熱々のスープが。お決まりの酢醤油と千切り生姜で熱いうちにいただく。鹹豆漿はそのまんま豆腐を飲んでいるようで想像以上の美味しさだった。卵と油条で結構腹にもたまる。さすがは人気店。
↑今更ここで紹介する必要もないほどの人気店ですが噂にたがわぬうまさ。小籠包もいいですがやっぱりここでは豆漿がおすすめです。
一旦宿に帰り荷造りをして宿をチェックアウト。台北車(立占)まで歩いてから地下鉄で忠孝復興駅へ。
↑中正紀念堂と台北駅。これ撮っておかないと香港や本土と混乱してしまうんで。
裏通りをひとくされ迷って「陳記百果園」へ。ここまで一番大事なかみさんへのお土産を買っていなかったのでそのためだけに普段からフルーツだのスイーツだのとは無縁なのにやって来たのだ。ネットで調べたら日本人に人気のお店らしく、店内にいるお客さんはほぼ日本人で、壁には来店した日本の芸能人のサインがたくさんある。JCBが使えるのは当たり前で、それどころかドコモのDポイントまで溜まるそうだ。ここでドライマンゴーとジャムを3種類。マンゴー、グアバ、ドラゴンフルーツを買ってお土産調達は完了。
↑ここだけほぼ日本の「陳記百果園」。でも周辺にはしっかりと台湾であることを再認識させてくれる風景も。
そのあとは近くの微風広場の地下食品売り場とスーパーのウェルカムを見て回る。今日の今日なら生鮮食品も持って帰れないかと思ったのだが一番欲しかった臭豆腐は見つからなかった。まあ、あれを家で自分で調理する人なんてそんなにいないのだな。滷水の素は売っていたが逆にこちらは家庭でやる人がいることに驚き。外に出ればあんなに滷水屋があるのに。結局何も買わずに出てくる。
ここでちょうどお昼になり西門町に戻る。昼飯はその西門町の繁華街の反対側の通りにある。「趙記菜肉饂飩大王」。お昼時ということもあり両隣三軒分の店内はほぼ満席。ここの名物の菜肉饂飩は大中小から選べてそれぞれ饂飩が6、8、10個入ってくるが、この饂飩の大きいこと。ちょっと小さめのコーニッシュパスティくらいの大きさで中身の餡もぎっしり詰まっている。この大きさなら小でも95ドルと他に比べれば少々お高いのも頷けるボリューム。中を頼んだのだがものすごい食べごたえで食後しばらく動けなかった。
↑NHK「二度目の台湾」でも紹介されていた「趙記菜肉饂飩大王」。日本人のワンタンの概念を完全に覆されるボリューム。
店を出てから腹ごなしにもう少しだけ西門町を歩き、2時に荷物を受け取って空港へ向かう。
電車で10分少々、本当に松山空港は近くていいなぁ。桃園だとこうはいかない。チェックインを済ませて出国前に空港内に出店している「品川蘭」で台湾最後の飯にする。本来なら名物のリブステーキ麺と行きたかったが、さっきの饂飩が消化しきれていない。やっぱり小にしておけばよかった。しかし肩ロースの炙り麺があったのでこれなら行けると注文。汁なしの状態で運ばれてこの時は綺麗に具が並んでいたのだがスープをかけると全てがスープの底に。写真を撮るならスープをかける前に撮りましょう。これでひと通り今回食べたかったものは全部食べられたので満足して飛行機に。
足の疲れは全く取れず、結局その後一週間引きずりました。
IGMトップに戻る
IGMtravelに戻る
Copyright(c)Ian Gutheart all rights reserved